2007年6月 9日 (土)

起業について その11

で、審査結果は・・・・

「合格」でした。

おー、年明けから良いスタートになりました。

どれだけの応募があって、どれだけが1次審査をパスできたのかは不明
ですが、自分の発明もチョット評価してもらえたようで、感激です。

さっそく、兄と2次の面接の準備にとりかかります。

面接は数名の審査員の前でプレゼンして、その後質疑応答という流れ
となります。

2人の分担として、プレゼンは兄が担当し、質疑応答を自分が受け持つ
事にしました。

面接までは数週間しかありませんので、資料作りも大慌てです。
(と言っても、今回は兄にお任せです)

プロジェクターやパソコンなどは使用できないようですので、兄が配布
資料とB紙に掲示資料をまとめました。

何度か、2人で練り直し、規定時間内にまとまるようにプレゼンの練習
も始めました。
質疑応答で予想される質問と、それ対する回答も用意していきます。

で、ある程度できたところで、また、友野先生に見てもらう事にしました。

会議室も借りて、本番さながらでリハーサルです。

入室から挨拶、資料・試作模型のセットからすべてやってみます。

で、でも肝心のプレゼンが~~~

やはり2人でしてたときとは緊張感が違って、事前練習のようにうまく
進めません。

友野先生からは、

「何してきたの!」とか「本当にやる気あるの!」とか・・・・

それでも、何回かやり直してちょっとは良くなったようにも思えますが

課題山積みです。

大丈夫か?自分ら。

つづく

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2007年5月25日 (金)

起業について その10

で、最初に書類審査の結果が通知されたのがドリームゲートでした。

「ロック機能つきドアクローザー」でエントリーしていた自分は

落選

「車両ロック装置」でエントリーしていた兄は

これまた落選

うーん、さすがに2年連続の書類審査落ちはキツイですね。
なんか
「こんな商品売れません!」と烙印おされたみたいで。

自分的には、まー、こんな結果も予想しない事はなかったのですが・・・

で、少々ヘコンんだ気分で迎えたお正月。
初詣で気分を切り替えて、ダメならダメで、プランを立て直し、もっと少額の予算で商品化まで持っていく方法を考えるか、出資者を探そう・・・・世の中の役に立つ商品だと信じるから、ぜったい商品化は諦めない・・・・と決意し直しました。

で、開き直って待っていると、助成金の1次審査の結果が・・・・・

つづく

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2007年5月21日 (月)

起業について その9

打ち合わせでは、挨拶もそこそこにチェックしていただけました。

応募用紙は書式・書体に始まり、細かい部分まで添削していただきました。
商品説明の部分は、展示会やコンテストで何度も手直ししてきたものでしたので、大きな問題はなかったのですが、開発スケジュールや売り上げ計画の整合性や実現性など、消極的ととられてはいけないし、無謀ととられてもいけないし、また、意欲が読み取れるのはいいけど非現実的になっていないかなど注意しながら数字にしていかなければいけません。
この部分では考え直す部分も多くあり、大変参考になりました。

助成金を出す側が求めている部分という方向からも助言をいただき、スケジュールの時間いっぱいまで付き合っていただき、宿題を出されて終了。

友野先生からは、今年もドリームゲートに参加するようにお誘いもあり、この助成金の二次審査でもプレゼンが必要となることから、その練習も兼ねてエントリーする事にしました。

今回は兄が「駐車ロック装置」、自分が「ロック機能付ドアクローザー」と兄弟で、別テーマでエントリーしました。

助成金の方も、ドリームゲートも、何度か書き直しているうちに、すぐに締め切り期日になりました。

で、なんとか、どちらも応募することができました。

書類審査の結果はどちらも、年末くらいにわかるそうです。

つづく

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2007年5月18日 (金)

起業について その7

商品開発には1年程度必要ですので、会社を立ち上げても、その間は何の収入もない事になります。

で、出て行くお金はできるだけ少なくしなければいけません。

経費節減で最初に考えたのは給料カットです。

不祥事を起したお役人が減俸20%とかやってますが、ここはソフトバンク並みに0円にしました。ま、製品化できて売り上げが立つまでですが。
当然、0円で働いてくれる他人はいないわけで、しばらくは2人きりでの活動になります。

事務所を借りるにも電話や事務機器など含めると、ずいぶんな金額になりますのでこれも自宅でまかないます。

開発中の大きな支出は試作にかかる費用と広報にかかる費用です。

試作にかかる費用は、数件の見積もりをとって算出しました。

開発期間が終了したら、すぐにでも販売したいと考えていますので、2次試作ができた時点で展示会へ出展して、販売代理店も決めていかなければいけません。
これも、良さ気な展示会を探して出展費を調べます。

で、その他、いろいろ考えて算出した開発費は1500万円程度になりました。

はー

ぜんぜん自己資金では無理っ。

で、お金を集める方法をさがします。

つづく

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2007年5月17日 (木)

起業について その6

今まで、あまり詳しく特許の件は兄に話していなかったのですが、経緯を含めて説明すると、なんとか社長を引き受けてくれる事になりました。

2人とも、ある程度自由になる時間はあったので、週末起業的にプランを煮詰めていきます。

やはり、最初に問題となるのが資金です。アウトソーシングで工場は持たないとはいえ、メーカーとして商品開発するには、それなりの資金が必要です。

ざっと計算しただけで数千万円規模ですが、とても自前で用意できる金額ではありません。
そこで、経費をできるだけ小さくする方法と、外部からの資金導入の両面から進める事にしました。

つづく

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2007年5月14日 (月)

起業について その5

という事で社長を探してみます。

世の中には社長になりたい人は多くて、簡単に見つかると思いきや、これが意外といません。まわりの友人に聞いたり、ネット上のコミュニティで募集しても「社長したい」人は見つかりませんでした。

ま、将来や給料を保証できるものでもないですし、資金も自分で出すか集める事になりますから難しいかも。

起業セミナーでも良いパートナーが見つかるかと思い、いろいろ参加していましたが、そのときある講師の方の言葉が気になりました。

「やはり、最終的に頼れるのは身内。他人と共同して事業を起こしても・・・・」

そういえば・・・・・

いました。

実兄が。

商品流通の大手会社を退職し、自営で販売を始めていたので経歴的にも適任です。
で、すぐに資料を集めて説明に行きます。

つづく

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2007年5月 6日 (日)

起業について その4

起業するにあたって自分に足りないものは何か?
いろいろなセミナーでいろんな話を聞きながら見えてきたものは、「経営力」というものでした。

一番大きな問題は資金と販路。

もともと少ない資金は特許取得まででほとんど底をついていますし、自己資金だけで製品化まで持っていける種類の製品でない事は想像できます。
となれば、融資や出資、助成金などを外部から集める手腕が必要になります。

また、何も無いところから販路を開拓し、販売契約を結び市販流通させる手腕も必要です。

いろいろアイデアを出すのは得意ですが、特に人との折衝が重要なこの2つには全く自信がありません。

戦後復興期の物を作れば売れていた時代はともかく、今は、この経営力が商品力以上に大切だという事です。

たとえば、(自称)世紀の大発明のセグウェイも、もし自分が発明者なら製品にならなかったでしょうし、青色発光ダイオードだって、これほど大量使用されなかったでしょう。
やはり、すべて経営力が裏付けになっていると思います。

融資一つとってみても、銀行側からみれば発明者なんて与信の対象にもなってないでしょうから、ちゃんとした経営者がトップにいなければ法人としての信用が得られないように思います。

で、社長を探す事にしました。

つづく

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2007年4月28日 (土)

起業について その3

なんとか締め切りまでにプランは作成でき、DGグランプリに応募しました。

年明けには選考結果が知らされ、書類審査通過者は地区別大会の公開プレゼンに進む事になります。

で、結果は

不合格でした。

具体的にどこが悪いとかの指摘はありませんが、自分より優れたビジネスプランがいくつもあるという事なんで、ちょっと悲しい。

でも、ビジネスプランの作り方を知っただけでも一歩前進と考えましょう。

で、足りないものを探すため、起業に関するセミナーには、出来るだけ出るようにしました。

探してみると、起業セミナーはいろいろあって、結構賑わっている事に驚きました。

でも、いざ行ってみると、フランチャイズの勧誘だったり、変なグループに入れられそうになったりする物もありますから大変です。

不労所得とか在宅起業とか「楽してもうかるし」というのは注意が必要だと気が付きました。

で、そんなこんなで半年間、ついにビジネスプランに欠けているものを発見しました。

それは・・・・・

つづく

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2007年4月25日 (水)

起業について その2

DGグランプリは全国的なビジネスプランコンテストで、まず、書類選考、で、中部大会、で全国大会で優勝すると100万円とか、事業に対する協力者が得られるかもというイベントです。

平日の夕方から行われたビジネスプランセミナーは、ドリームゲートグランプリの応募書類の記入方を教えてもらうもので、2回開催されました。

参加者は意外と少なくて5名程度。講師の方が3名ほどなので、ほとんどマンツーマンで教えてもらえます。ひょっとして競争率すくないのかも??

とりあえず、事業内容の発表は、何度か展示会なんかでしているので問題なし。高評価です。

で、プランの方はというと当然、売り上げ計画とか資金計画とかまったく素人ですので、ありがたく教えてもらえました。

プランが埋まっていく中で、いろいろな問題とかが見えてきたり、その解決事例も教えてくれたり、とても親切です。

おー、これなら、明日にでも起業できそう。

そんな自信もちょっと出てきたりして・・・

つづく

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2007年4月22日 (日)

起業について その1

もーこうなったら自分で作るしかないでしょ。

とりあえず、会社を作るにも何もわからない状態で、おまけに資金もない。

いろいろインターネットで調べてみると、起業に関するサイトはいろいろあって、起業支援でいろいろ活動しているドリームゲートというサイトにたどり着きました。

で、ちょうど、DGグランプリというビジネスプランコンテストというのの参加者を募集していたので、これに応募してみる事にする。

ビジネスプランなんて書いた事ないけど、書き方の講習会がありましたので、さっそくこれに申し込みます。

講習会には、できるだけビジネスプランを作ってくるようにという事でしたので、サイトから応募用紙をダウンロードして書けるところから書いてみる。展示会などで、商品に関する資料や市場概要などは押さえていたので、このへんだけ書き込んで準備完了。

起業に関するアドバイザーなんて会った事ないし、ちょっとドキドキしながら会場へ。

つづく

つづく

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