ドアの防犯 その2
ドアクローザーっていうのは、ドアの上の方についていて、ドアを開くとバネの力で閉めてくれる機械です。
ドアとドア枠をくの字形のアームで接続している機械で、どの玄関ドアにもついていると思います。
アームの根元は回転運動するシャフトになっていて、要は、このシャフトを油圧でロックしてしまえばドアは動かなくなります。
油圧バルブの開閉は、電池駆動のサーボモーターで油圧バルブを開閉しますので、リモコンでも指紋認証でも制御できます。
無理に開けようとすると作動するエアーホーンも付けてあります。エアーホーンの気体を有色煙や催涙ガスにするとさらに効果的です。
で、この装置の効能は
1 丁番側もロックできるので、丁番外しの防止に有効
2 バールによるコジ開けでアーム変形によりドアに隙間が空いたとしても、そこから人力で開けるのは不可能。もし、入れてもドアを閉じられないので、警報や煙幕が外部に犯行を知らせてくれる。
3 強行に侵入しても、室内に充満した煙幕や催涙ガスで物色が困難。
4 既設ドアクローザーのボルトを利用して装着するので、ドアやドア枠に一切加工する必要が無く、賃貸住宅でも付け外し可能。
5 ドアは任意の位置でロックできるので、換気のため5cmドアを開けた状態でもロックが可能。
商品化の際は、ドアクローザーと一体化して、もっとコンパクトになりますが。
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