車両ロック装置発明の経緯 その20
展示会終了後、何件か接触はあったものの、結局、商談はまとまりませんでした。
残念! (もう、こういう展開にもかなり慣れていたし、過度の期待もありませんから平気ですが)
この頃はちょうど、平行して行っていた、玄関のドアロック装置の方が進展がありました。
ちょうど、新連携という大学と企業グループで共同開発して特許などで保護された競争力のある新製品を開発しようという試みが始まっていました。
ちょうど、その制度の準備段階で、新商品のマーケティングに対する補助事業を募集していました。
これに、お世話になっている異業種交流会が窓口になり応募したところ、「施錠機能つきドアクローザ」ーが採択されました。
期間は半年でしたが、東京の有名な先生など5~6名集まってきてもらって、毎月、様々な立場からマーケティングに関する提案や討論を行い、アンケートなども実施しました。
こういう、今までにした事ない方面からの開発アプローチで、いろいろ勉強させてもらえたのは良い機会となりました。
発明者だから、ただ便利な新製品を考えればいいというだけでなく、いかに市場ニーズを把握し、それに流通や広報含めたマーケティングを提示できるかは、ライセンス営業にも必要だと思いました。
アンケートも高評価で、今まで漠然としていたユーザー層別で、要求される価格帯や機能なども目に見えてきました。
さー、これも合わせて、また展示会に~
つづく
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