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2007年4月 4日 (水)

車両ロック装置発明の経緯 その12

その新聞は全国紙だったので、関東方面の企業から問い合わせがありました。

コインパーキングの装置のメーカーで、生産台数は業界でもベスト3くらいだそうです。一度説明が聞きたいという事でしたので、異業種交流会の人とともに訪問しました。図面や試作模型を持って車で出かけましたが高速を使って片道4時間あまり、何としても契約に結びつけなければと意気込んで乗り込みます。

工場と事務所が敷地内に並んでいて、出荷を待つコインパーキングのロック装置が並んでいました。すぐに会議室に通され、しばらくすると先方も5人ほどの担当者が揃います。開発部長とか営業部長とか生産部長とかで、社長はみえませんでした。

あらかた説明をすると、いろいろ質問されます。どうも、こういう商品を持ち込むと、新規商品の開拓を任されている人はともかく、どこでも現場の人は迷惑そうで、いかにこれを商品化しようという前向きな質問ではなくて、いかに会社にこの商品の開発を止めさせようか、「自分の仕事を増やさないでくれる、プンプン」的ないじわるを言ってきます。

いわく「こんなに華奢じゃ、車が載ったら壊れる。」えーと、模型だって最初に言ってるし、図面も出してるし。さすがに応力計算はしてないけど、開発側で部材選定しようよ。

いわく「自分たちの開発したフラップ装置でも、4駆が乗り越えようとするとすごく大きな力が掛かって、ピポットが捩れるほどだから・・・」えーと、基本的にコインパーキングのロック装置はフラップの根元だけで支持してるから、支点と作用点が近すぎるのね。というか、この装置開発したのは、特許持ってた他の会社でしょ。もう20年以上前の特許だから切れてるんでしょうが。

と心の中で思ったけど、愛想良く返事して終了。

業種はちがうけど、ドアロックの方も説明しときました。

なんかドッと疲れて帰路につきました。

社内で検討して返事するとの事でしたが、さー、どうなる事やら。

つづく

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